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2015年3月31日火曜日

草木染め

草木染めのワークショップをしました。
集まったメンバーは7名。
先ずは染める布の準備です。
 数日前から豆乳につけて乾かした物とそのままの無漂白サラシを用意しました。
草木染めは、ほとんどみんな初心者なので、みんなの知恵を出し合って、インターネットで調べたり、図書館で借りてきた本を見たりしながらの挑戦です。
今日のメニューは
山桜の枝、拾ってきたソメイヨシノの枝、朝採ってきたヨモギ、数年前の玉ねぎの皮、ワークショップ直前に収穫してもらったミモザの花。
先ずは植物を煮て染色液を出します。
一番液と二番液まで作りました。

布は小石を入れて縛ったり、ねじったり、ぐるぐる巻きにしたり、いろんな模様に挑戦です。
これは、ミョウバンの媒染液に入れているところ。

煮ながら染めて、媒染液につけます。
媒染の種類によって劇的に色が変わるのに一同ビックリでした。
今回使った媒染液はミョウバン、鉄、木酢酸鉄、椿の灰です。
最後は水洗いして、色が出なくなるまで洗います。
そして、天日干し。
二種類の媒染液に同時につけると同じ植物でも二色の布ができます。
最後に織り用の糸も山桜で染めました。

椿の灰につけると鮮やかなオレンジ色に変色。鉄媒染液に浸すと緑色に変化。
変化が楽しすぎて、誰もミョウバンにつけませんでした(≧∇≦)
山桜は淡いピンク色に‼︎
豆乳に浸した布の方が濃く染まりました。
二色の布ができました*\(^o^)/*

ミモザは媒染を変えて4色の布ができました*\(^o^)/*
ヨモギは淡い色に仕上がりました。
もしかしたら、乾燥したほうが色が出やすいのかな⁇
拾ったソメイヨシノの枝はベージュにしかなりませんでした。
やっぱり、拾った枝では難しいのかもしれないですね〜。
それにしても、草木染めは興味深いです。煮込んでる時も良い香りがして、自然の恵みをいっぱいもらって、自然の神秘に触れて、良い時間でした。
次は5月に開催予定です。
次回は、植物を一つに絞って媒染液を増やして、スカーフやティーシャツなど使えるものを染めましょう。
とにかく、今日の実験は大成功でした。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
次回も是非ご参加くださいね‼︎