今年に入って悲しいニュースが入ってきました。
1月10日にさをり織りの創設者、城みさをさんが104才で天に召されました。
さをりの森にはみさをさんが生前に織っていた織物や残された言葉が展示してありました。
さをりの森に行くと、いつも暖炉の前にちょこんと座られていたので、その姿がもう見れないと思うと寂しいです。
さをりの森にはみさをさんが生前に織っていた織物や残された言葉が展示してありました。
さをりの森に行くと、いつも暖炉の前にちょこんと座られていたので、その姿がもう見れないと思うと寂しいです。
「さをりの森」のみさをさんの三男研三さんが書かれたみさをさんの最後の様子を載せさせていただきます。
「1月7日にはさをりの森 の 2階に私の支えの元、階段を使って登りました。たくさんの人たちが織っている間を歩き、またお昼もしっかり食べました。夜はいつものようにうなぎ丼を食べ、温泉卵や大豆など、しっかりと食べました。お酒もいつものように少し飲みました。全く何もいつもと変わりませんでした。しかし、8日朝少し嘔吐していました。こんなことは滅多にありませんでしたし、その色がとても黒く不吉なものを感じました。その日は1日自宅でソファーに座り静養していました。9日には、デイケアセンターに送り出しましたが、熱があり隣接の病院行って、風邪をひいて、肺炎になっているようだと言う事で、午前中には帰宅しました。嘔吐物は血液がたっぷり混ざっていたようです。夕方には点滴と酸素の吸入を始めました。しかし、翌10日朝には血液中酸素濃度がどんどん落ち続け、感知器はエラーが出ている状態でした。お医者さんに来ていただいて診て頂き、10日朝11時35分死亡が宣告されました。静かに静かに息を引き取りました。前日まで元気だっただけに、信じられない気持ちでした。生前の皆様のご厚情に、心から深く感謝いたします。」
ご冥福をお祈りします。