今週の土曜日から始まる展示会の作品の追加です。
教室ではご希望があれば、織り姫様のためにタテ糸を準備するのですが、足りなくなったら困るのでいつも多めに準備しています。
そして、織り姫様の作品ができた後、残りのタテ糸を使って何になるかわからないけど、とにかく織り上げるという作業をします。
今回のプルオーバー達の中には、そんなタテ糸の残りで織った布同士をはぎ合わせたり、足りない分を追加で織ったりして作ったものも沢山あります。
もしかして、貴方が織ったタテ糸と同じタテ糸の作品が見つかるかもしれません。
少ない布で服を作る方法や足りない部分のつなぎ方など参考にしていただけるとうれしいです。
又、この展示会では、私が独学で織っている「ブンデンローゼンゴン」織りのメガネケースも展示しています。
一列に4本ずつ糸を入れていく織り方で、時間もかかるのですが織り布が普通より分厚くなり、私が昔習っていたキルトの綿を間に入れてメガネを守るように仕立ててみました。
これも独学でやっているオーバーショット織りの作品も少し展示してあります。
フランス生まれのビスコーニュ風ピンクッションも作りました。
ビスコーニュとはフランス語で「いびつな」という意味だそうです。たしかにいびつな形です(笑)
本来ビスコーニュは刺繍で作るもののようですが、私は織り布を利用してつなぎ合わせだけに刺繍しています。
中身は糸紡ぎに使う綺麗に洗った羊毛を入れてあります。
羊毛は針のサビを防いでくれますよ。
これらの小物もどうぞ手にとってみてくださいね。
皆様のお越しを楽しみにしております。